血の轍8巻

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血の轍8巻は、静一が完全に壊れます。もう精神的に崩壊し母親に完全支配され母以外、誰に言うことも聞かなくなります。

その姿は、まさに怪しい宗教に入った後に、まともだった人が完全に犯罪者になってしまうような感じです。

これは精神的な虐待と言ってもいいぐらい、静一の精神は崩壊してしまいました

漫画名 血の轍8巻
漫画家 押見修造
星で評価 4.0

血の轍7巻のネタバレ

血の轍8巻では、静一が完全にイかれた状態に。

その姿は、まさに精神異常者です。

母親の飴と鞭によるマインドコントロールから、母が言うことは絶対。

そんな状態になってしまいます。

 

しかも、自分が母、静子に対して無力であると感じると、母のために何かをしないと。

じゃないと母に嫌われてしまう。

そんな風に考えるようになるわけです。

 

もう、静一にとっては母親は母親という存在ではなくなっています。

恋人、いや、それ以上。

自分の身を全て捧げても、母のためならなんでもする!

 

普通だったら逆ですよ。

母親が息子のためならっていうのはわかりますが、その立場が逆転するんです。

読んでると本当、虐待されてる子の気持ちがわかる気がします。

 

よく虐待されてる子は、なんで先生とか親戚に助けを求めないだろう?と思いますが、その子達は決して虐待されてるなんて思ってないわけです。

虐待じゃなく愛だと感じてる子もいるのかもしれません。

 

だから周りが助けようと思っても、そうことは簡単じゃないわけです。

血の轍8巻を読んでると、なんとなく、それが理解できる気がしました。

学校で浮いた状態になる静一

そんな中、学校で静一は、クラスメイトの佐々木というメガネをかけた少年にトイレでからかわれて、ボコボコにする。

その後、先生から呼び出しくらい、お互いの両親も呼び出される始末に。

 

そこに現れた母、静子。

その時の白身の演技は見事です。

まずは、とりあえず謝る。

だけど心の中では、「うざっ」と思ってるわけです。

しげるの母、真実を知る

さらに、血の轍8巻では、しげるの母が事件の真実を知ることに。

本当は、静子がしげると崖から突き落としたことを知ってしまい、そのことを静一に問い詰める場面は、違う意味で怖いです。

この時の顔は要注目です!

母親の静子は何を求めてるのか?

血の轍8巻の最後のページには、母親の静子の幼少期の絵が描かれています。

何か、ここにヒントがありそうです。

静子が本当に求めてるモノとは何なのか・・・

なぜ、静子はしげるを突き飛ばした犯人は自分だと知られても平気でいられるのか。

むしろ警察に捕まりたいと思ってるのか。

だけど、なぜ静一には嘘をついてるのか。

 

血の轍は、読んでるとよく分からなくもなりますね。

正直、理解できないことが多いです。

血の轍8巻の感想

血の轍8巻を読んでると、なんだか精神的にイカレた状態になる人の気持ちがわかる気がします。

もう八方塞がりの状態、まさに四面楚歌の状態になります。

読んでると複雑な気持ちです。

 

怖いという感情よりも、言葉であわわしにくい感情が出てきます。

正直、これをドラマ化したら大変なことになりそうです。

映画化なら、まだ一部の方だけが観るので良いですが、テレビで誰でも見られる状態だと社会的に問題になりそう。

 

それだけ、内容が重い。

 

そして、最後の結末もどうなるかは全然予想ができません。

他の漫画はなんとなく結末が予想できることが多いですが、血の轍は正直、全くわかりません。

漫画名 血の轍8巻
漫画家 押見修造
星で評価 4.0

血の轍の漫画1巻〜最新刊まで全話ネタバレと正直な感想を下記の記事にて更新中!
血の轍・最新刊まで全話ネタバレ