ガンニバル4巻の表紙

漫画の刃漫画の刃

ガンニバル4巻は、冒頭から村の奴らが肉を食ってるシーンがあります。これを見たときに、コイツら何を食ってるんだ?

「もしかして、阿川の娘を食ってるのか?」

ガンニバル4巻は読んでると、そんな風に村人全員が食人に見えてきますよ。

行方不明になった阿川の娘:ましろ

ガンニバル4巻は、行方不明になった阿川の娘:ましろを探す阿川がついに村人に牙を向き始めます。

「ましろのためなら引き金を引く

アンタらも後藤家も全員ぶっ殺す」

引用元:ガンニバル5巻より

そう、阿川は村人が人を食べてる、特に子供を食べてると感じ始め、行方不明になった娘の居場所は村人が知ってると感じるようになります。

そして、もしも娘に何かあったら、全員形振り構わずぶっ倒す覚悟を示します

その時の顔を見て村人たちも恐怖を覚えますが、同じ父親として、この気持ちはわかりますね。

私も娘がいますが、もしも娘に何かされたら阿川と同じような態度を示すでしょうね。

家族の間に亀裂が

裏を返せば、それだけ阿川たちは追い詰められてる感じです。

実際、村人たちを怪しむようになってから、阿川たち夫婦には亀裂が…。

本当は村人を信じたいけど、信じられない…二人ともイライラし始めて、そのイライラをお互いがぶつけてる感じです。

やっぱ人を食ってるね

ガンニバルを読んでると、本当に村人は人間を食べてる気がしますが、なんとなく確証がありません。

だから阿川と同じ目線で疑心暗鬼で捜査してるような感覚で漫画を読んでますが、今回のガンニバル4巻では、確証できます。

というのは、4巻では途中、後藤家の地下の牢屋に閉じ込められてる子供達も登場するからです。

その時に牢屋番をしてる後藤家の人間が、牢屋内にいる子供を見てこんな事を言います。

こいつは二年後、来年、そして、この子供が今年の…

奉納祭までの三日間おまえが面倒を見ろ、前日からは食事を与えず体を清めておくんや。

あの人に捧げる前にな。

引用元;ガンニバル 5巻より

これって「食うき満々じゃん!

怖すぎでしょ!

後藤銀の目力が怖い

ガンニバルでは3巻〜4巻あたりから後藤家のばあちゃんが写真だったり過去を振り返るシーンで、ちょこちょこ登場します。

とにかく、この後藤家のばあちゃんが後藤家の人間をマインドコントロールしてる感じがあるんですが、目力が半端ないんです。

すでに亡くなっているんですが、田舎の家にはよくある亡くなった後に仏壇の上とかに飾る写真も目力が半端なく怖い!

今でも生きてるような目力で、後藤家たちを見てるような気がします。

ちゃんと言われた通りにやるんだよ!」っているような感じです。

そう結局、このばあちゃんが、人間を食う習慣を守り続けるように今の後藤家をマインドコントロールした感じがしますね。

とにかく怖いので、怖がりの人は夢に出てこないように夜読むのはやめておきましょう!

ガンニバル4巻の感想

ガンニバル4巻は、どんどん村の真相が見えてきます。

最後は、阿川もついに家族を守るために村を出る決断をするのですが、阿川だけは残って村の秘密を探ることに。

まさに「テセウスの船」を読んでる気がしましたね。

家族を守るために警察官の父親が、家族だけ村を離れさせる。そして残った父親だけ秘密を探る流れが、そっくりですね。

 

ただ、ガンニバルの方が2〜3倍も怖くてグロいシーンも多めです。

この事は他のネタバレ記事でも言ってますが、改めて4巻を読んでグロさと恐怖感が高まって気がします。

村の秘密が徐々に明らかにされればされるほど、怖くなっていき、グロくなっていくのがテセウスの船とは大きな違いです。

今回の4巻は、特に後藤家の地下の牢屋に閉じ込められてる子供達が登場するシーンは見ものです。食うれる為だけに牢屋で育てられてる子供達のに注目してご覧ください。

人によって、あの目を見てなんと言ってるかが感じ取れると思います。私にとっては「助けて!」という目ではなく、家畜で飼われてる動物のような目をしてる感じがしました。

漫画名 ガンニバル4巻
漫画家/ 二宮正明
星で評価 4.5